🟢 【1】完済直後にやっておきたいこと
完済したら、私がまずやると決めていることがいくつかあります。
- クレジットカードの見直し(不要なものは解約)
- カードローンやキャッシング枠の完全解約
- お金を使いすぎない範囲で小さなご褒美を用意
「もう借金生活に戻らない」ためには、仕組みごと見直して、再スタートしにくい状態をつくることが大切です。
特に、借金の“与信枠”を自分のお金のように錯覚していたことが、過去の大きな反省点でした。
限度額=使えるお金、と感じてしまうのは、本当に危険です。
だからこそ、完済直後はローン機能やキャッシング枠をきっぱり解約することを最優先にしたいと思っています。
🟢 【2】“完済の反動”に注意したい
返済が終わると、どうしても開放感から気がゆるみます。
私自身、ボーナスが入ったときや、残高が一気に減ったときに、ふと気が緩むことがありました。
とくに不思議なのが、ボーナスの前になると、なぜか欲が出てくるということです。
- 「これくらいなら大丈夫だろう」
- 「今まで頑張ってきたし、少しくらいご褒美を…」
──そんなふうにして気づけば無意識にお金を使ってしまい、またお金に追われるような感覚に戻りかけていたこともありました。
だからこそ、完済後は「意識的に緊張をゆるめる」時間をつくりながらも、
次は「貯める生活」へのマインドシフトが必要だと感じています。
🟢 【3】返済生活で変わった「お金の価値観」
長い返済生活の中で、私の中にしっかり根づいた感覚があります。
それは、お金の使い方への「問い」が生まれるようになったことです。
- 「これは本当に必要な出費か?」と一度立ち止まる癖
- ポイントや制度を最大限に活用する習慣
- 「使うためのお金」より「守るためのお金」を意識するようになった
この“地味だけど強い感覚”は、これからの生活にもずっと役立っていくと思います。
返済という厳しい体験が、お金との付き合い方を本質から見直すきっかけになったと感じています。
🟢 【4】次に目指したい目標を決めておく
完済したあとにただ「ラクになる」のではなく、次の目標を持つことがとても大事だと思っています。
- 少額でも貯金を始める
- 家計簿アプリでの支出管理は継続
- 投資(つみたてNISAや持株会制度)を無理のない範囲で検討
- 自分の体験を役立つ形で発信し、同じように悩む人の支えになる
これまで、節約ややりくりを工夫してきた自分の経験は、
ただ「お金を返すため」だけで終わらせたくない。
「借金を返した」ことを、未来を支える強みに変えていきたいと、今は本気で思っています。
🟢 【5】「返済生活をしてよかった」と思えるようになったこと
借金はしないに越したことはありません。
でもあの生活を通して、「お金に対する考え方」「自分の弱さ」「感謝の気持ち」を見直すきっかけになりました。
ただ辛いだけじゃなかったと、今は少しだけ思えるようになっています。
🔖 まとめ|完済は通過点。“これから”をどう生きるかが本番
長かった借金返済生活も、ようやく終わりが見えてきました。
でも完済は、あくまでも「次のステージへ進むための通過点」だと思っています。
- 二度と同じ失敗を繰り返さないための仕組みづくり
- お金との向き合い方を、これからも見直し続けること
- 自分の時間・労力を「未来を育てる方向」に使っていくこと
これまで積み重ねてきた努力を、「未来を守る力」に変えていけたら」──
そんな気持ちで、このSTEP6を締めくくりたいと思います。
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