借金返済ロードマップ|STEP5:心が折れそうなときの支え方とモチベの保ち方

💬 はじめに

借金返済は、長くて孤独な道のりです。
支出を見直し、収入を工夫し、計画を立てても、ふとした瞬間に「もう無理かもしれない」と感じることがありました。

このSTEP5では、そんなときに私がどうやって気持ちを立て直したのか──
心の支え方や、前を向くための工夫をお伝えします。


✅ STEP5|心が折れそうなときの支え方とモチベの保ち方


🟢 【1】返済記録をつけて「進んでいる実感」を持つ

私は毎月の返済日に、元本と利息の内訳を営業用の手帳に記録していました。
手帳に書いていたのには特に理由はなく、暇な時に気を紛らわせるために書いていたようなものでした。

たとえほんの少しずつでも、返済元本が増え、利息が減っていくのを見ることが、当時のモチベーションになっていました。

  • 今月の支払い:利息9,000円/元本6,000円
  • 来月:利息8,500円/元本6,500円

そんなふうに、返済の“質”が良くなっていく様子が見えると、「あと少し頑張ろう」と思えました。

ノートでもアプリでもOKですが、私は手書きが心の整理にもつながっていた気がします。


🟢 【2】他人と比較しない。自分のペースを信じる

ネットやSNSを見ていると、
「副業で月10万円返済!」「1年で借金完済しました!」という声が目に入ってくることがあります。

もし自分にもそれだけの収入があれば…と、羨ましく感じたことも正直何度もありました。

でも、借金をしてしまった理由も、状況も、収入も、精神状態も──人それぞれ違う。
「同じゴールでも、スタートラインはバラバラ」なんだと、自分に言い聞かせました。

私が心がけていたのは、

  • 「今月、予定通り返せた」だけでも合格
  • 「生活費に手をつけなかった」だけでも前進
  • 「立ち止まっても、やめなかった」ことが何より大事

“昨日よりちょっとマシな今日”を積み重ねていくことで、いつかちゃんとゴールに近づいている。
そう信じていました。


🟢 【3】“心が疲れたときのリフレッシュ”を用意しておく

返済を続けていると、どうしても心がすり減ります。
そのため、常に走り続けていると心がもたなくなってきます。
ですのでたまには休むことも必要となってきますが、当時そのような考え方は自分に甘い、逃げている、そんな場合じゃない、と余裕をもつという考えがありませんでした。

でもある日、「休む=サボりじゃない」と自分に言い聞かせるようにしたんです。

気持ちの充電をすることも、返済を続けるために必要な行動です。

私がよくやっていたのは一人カラオケ
誰にも気を使わず、大きな声を出して、泣いて、歌って──数百円でスッキリできる逃げ場でした。

他にも:

  • 好きな漫画を再読する
  • 少しだけ遠出して景色を変える
  • ネットフリックスで映画を観る

何でもいいんです。**「これをやると気持ちが落ち着く」**という方法を、自分の中に持っておくことが大切です。


🟢 【4】誰かの体験や言葉に救われることもある

返済中、私はよく他の人の借金体験談ブログを読んでいました。
「こんなに大変でも完済できた人がいる」「自分よりもっと苦しい状況でも前を向いていた」──

そんな記事を読むたびに、“自分だけじゃない”という安心感が生まれていました。

そして、いろんな記事を読み続けていくうちに、
借金返済を続けている方の多くは、似たような悩みや孤独、焦りを経験していることにも気づきました。

特に心に残っているのは、あるブログにコメントを送ったとき、いただいた返信の言葉です。

「借金返済について誰にも相談できないことが多いため、辛いことも多いですよね。
焦って頑張りすぎるあまり、体調を壊されないよう、返済を頑張っていきましょう。」

この言葉を読んだとき、思わず涙が出そうになりました。
「誰かが理解してくれている」──それだけで、ふっと心が軽くなったのを覚えています。

私が今こうしてブログを書いているのも、
当時の私のように、ひとりで悩んでいる誰かに「大丈夫、ひとりじゃないよ」と伝えたいという気持ちからです。


🔖 まとめ|“完璧じゃなくていい”。続けることが一番の強さ

借金返済はマラソンです。
途中で歩いても、立ち止まっても、休憩してもいい。
やめなければ、それだけで勝っていると、私は思います。

  • 比較せず、自分のペースを大切にする
  • 小さな変化を見つけて前進を実感する
  • 落ち込む前に、自分の心を回復させてあげる

そして、完済が見えてきたときに思ったのは、
「返済をやめなかった」ことが、一番の誇りになるということでした。

「自分を許すこと」は、返済生活を続けるうえで大切なスキルのひとつかもしれません。


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👉 STEP3:支出を見直して返済余力を生み出そう
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