💬 はじめに
「どこに、いくら借りているか」
「毎月いくら返しているか」
「支出はどれくらいか」
STEP1でこれらを“見える化”したことで、私はようやく「自分がどういう状態か」を把握できました。
でも、ただ見えただけでは、何も変わりません。
見えた先で、「どう返していくか」を考える必要があります。
今回のSTEP2では、私が実際に行った返済計画の立て方と、
「どの借金から返すべきか」の優先順位の決め方についてまとめます。
✅ STEP2|返済計画を立てる
🟢 ゴールを“ざっくり”でいいから決める
いきなり「完済時期」なんて考えられない…という方も多いと思います。
でも私は、ざっくりでも「目標」があることで、前に進みやすくなりました。
私が最初に立てたのは、STEP1で整理した金額をもとにした、1年ごとの返済シミュレーションです。
- 毎月:支出を差し引いたうえで、残った分を返済に充てる
- ボーナス時:可能な限り繰上げ返済に回す
- 年単位で「どこまで減らせるか」をざっくり計算
最初はアバウトなものでしたが、「返せるかもしれない」という感覚が、行動の原動力になりました。
🟢 金利で優先順位をつける
返済をすべて同じように進めていた頃、私はなかなか借金が減らないことに悩んでいました。
その原因の一つが「金利差」に気づけていなかったことです。
特に驚いたのが、リボ払いの年利15〜18%。
元本がまったく減っていない現実に愕然としました。
私の場合は以下の順でした:
- リボ残高(年利17.8%)
- 消費者金融系(年利17.8%)
- 住信SBIネット銀行(年利7%)
- 奨学金(年利1%)
金利差が大きかったので、高金利→低金利の順に返済を集中させました。
住信SBIや奨学金の借入残高は少なかったですが、それでも我慢して手をつけませんでした。
🟢 小さな目標を区切って“見える化”する
私はExcelで「返済シミュレーション表」を作っていましたが、
最初は手書きのノートでも十分です。
たとえばこんな感じで区切っていました:
- ◯◯のリボ払い:今年中に完済
- ◯◯銀行のローン:毎月2万円を継続
- 奨学金:今は後回し
さらに、工夫として行っていたのが借り換え活用です。
たとえば、住信SBIで与信枠が10万円できたとき、
それを使って金利の高い消費者金融の返済に充てるようにしていました。
地味でも、この差は大きかったです。
💡 無理な計画を立てないことも大切
最初のうちは「全部一気に返してやる!」という勢いでしたが、
現実はそんなに甘くなくて、何度も挫折しかけました。
だから私は、
「ベースの返済は継続、繰上げ返済はできたらラッキー」くらいの感覚で、柔軟な計画を立てるようにしました。
他の方のブログで、徹底した節約で返済ペースを上げている人を見ると、本当にすごいなと感じます。
でも、私は自分に合った方法を大切にしました。
🔖 まとめ|「返し方を決める」と気持ちが前を向く
借金返済では、「どれだけ返せるか」も大事ですが、
「どう返すか」を決めることのほうが、精神的に大きな意味を持ちます。
なんとなく払うだけでは、減っていかない。
でも、目的を持って返すようにすると、1回1回の支払いにも意味が生まれてきます。
気持ちの切り替えに分類されるかもしれませんが、
「仕事を一生懸命頑張ること」も、私の中では大きな要素でした。
頑張ればボーナスが増える。
気がつけば1ヶ月が終わっている。
そして、あっという間に半年が過ぎて、またボーナスの時期が来る──。
完璧じゃなくてもいい。
でも、「この順番で返す」「ここまでに終わらせたい」という気持ちがあるだけで、前に進める実感が持てました。
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