借金返済でメンタルが限界…私がやってよかった5つのリフレッシュ法

💭 はじめに

借金返済の道のりは、長くてしんどいものです。
毎月なんとか返済額を捻出しているつもりでも──
ふとした瞬間に「もう限界かもしれない」と感じたことはありませんか?

私自身、借金総額が最大で1000万円近くあった頃は、毎日が綱渡りのようでした。
「気を張っていないと崩れてしまう」
そんなギリギリの状態を、何度も経験してきました。

それでも、自分なりに心を休める習慣を見つけながら、なんとか前に進み続けてきました。
今回は、そんな私が実際に試して効果を感じた「心のリフレッシュ法」を5つご紹介します。


✅ 1. あえて「借金のことを考えない時間」をつくる

借金返済中は、四六時中お金のことが頭を占めてしまいます。
気にしすぎて夜眠れなくなったり、日常生活にも支障が出たり…。
それでも、ずっと悩んでいても現実は変わりません。むしろメンタルがどんどん削れていきます。

私は意識的に、「借金を考えない時間」を作るようにしていました。たとえば、

  • スマホを見ずに散歩に出かける
  • 映画に集中して気分を切り替える
  • ランニングや自転車で身体を動かす

たった30分でも、意識を切り替えると心がふっと軽くなります。
これは「現実逃避」ではなく、必要な休憩時間だったと今では感じています。


✅ 2. 自然の中に身を置く

当時は趣味もなく、休日の過ごし方が苦痛でした。
何か新しいことを始めたくても、お金がなくて手を出せない。
そんな中、私がしていたことは、近所の川沿いや公園を歩くことでした。

  • 緑を見ると、不思議と気持ちが落ち着く
  • 空を見上げるだけで、考えがリセットされる
  • 鳥の鳴き声や風の音が、心にしみる

誰にも気を遣わず、お金もかからない。
自然の中に身を置く時間は、私にとって大切なリフレッシュの時間でした。
自然は、メンタルの特効薬だと本気で思っています。


✅ 3. 小さな前進を「見える化」する

借金返済は、どうしてもゴールが遠く見えてしまいます。
「これだけ返しても、まだこんなに残ってるのか…」と、気が遠くなることもありました。

そんな時に私が始めたのが、前進の記録を残すことでした。

仕事で使っていた手帳のメモ欄に、「今月も返済完了」「賞与で追加返済」など、毎月の進捗を書いていました。
今でもその手帳は残っていて、2018年4月、5月…と続く記録を見ると、当時の自分を思い出します。

  • 「今日できたこと」を1行だけ書く
  • 「また1か月乗り切れた」と記録する

わずかな一歩でも、それを目に見える形で残すことで、「進んでいる実感」が得られ、心の支えになりました。


✅ 4. 温かいものを飲んで、心を緩める

「余裕なんかない」と思っていた頃でも、温かいコーヒーやスープを口にすると、
不思議と少しだけ心が落ち着くことがありました。

私はよく、休日に豚汁を多めに作り、それを朝と夜の食事にしていました。
食費の節約にもなり、心もほっとする、まさに一石二鳥のリフレッシュ法でした。

ポイントは、「味わう」ことです。
スマホを見ながらではなく、香りや味を意識しながらゆっくり食べる。
それだけで、気持ちに余白ができていくのを感じられます。


✅ 5. 一人カラオケで気持ちをリセットする

気分が沈んでモヤモヤがたまったとき、私がよくやっていたのが「一人カラオケ」でした。

  • 誰にも気を遣わず、好きな曲を好きなだけ歌う
  • 歌詞に気持ちを乗せて、大声で歌うことでスッキリする
  • 時には泣きながら歌って、感情を吐き出すことも

当時を振り返ると、自分では気づいていなかっただけで、かなり限界に近かったのかもしれません。

料金も、お昼の安い時間帯を選べば数百円で済みます。
慣れるまでは少し勇気がいりましたが、今では一人カラオケは気軽なメンタルケアとして活用しています。


🧾 おわりに|疲れたら、立ち止まってもいい

借金返済は、マラソンのようなものです。
しかも、状況によっては、これまで経験したことのないような“超長距離”になることもあると思います。
そのため、無理なペースで走り続けてしまうと、どこかで限界がきてしまいます。

とはいえ、「どのくらいのペースが適切なのか」なんて、経験がなければ分からないのも当然です。
だからこそ、立ち止まりながらでも、休みながらでもいい。
とにかく「進み続けること」がいちばん大切だと、私は思っています。

疲れたときは、どうか自分を責めないでください。
まずは、心の回復を最優先に。

「休むことも、前進のひとつ」――私はそう信じています。

あなたが、あなたのペースで前に進めますように。
このリフレッシュ法が、ほんの少しでも、その支えになれたら嬉しいです。


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