💬 はじめに
STEP3で支出の見直しを進めても、返済には限界があります。
私は「あと一歩、返済スピードを上げる方法がないか」と考えるようになりました。
そこで取り組んだのが、副収入や制度の活用です。
特別なスキルや大きな初期投資がなくてもできることは、意外と多くあります。
今回は、私が実際にやっていた収入面での工夫や制度活用の方法をまとめてみました。
✅ STEP4|副収入と制度の活用で返済スピードを上げる
🟢 身の回りに“得する仕組み”がないか探す
私がまず始めたのは、出張時に利用していたビジネスホテルのポイント制度の活用でした。
- 予約は公式サイト経由で、ポイント還元率がアップ
- 貯まったポイントは宿泊費に充当 or ギフト券と交換
- 月に8,000〜15,000円相当になることも
この金額はすべて返済に回していました。
「収入ではないけれど、実質的に得しているお金」と考えていました。
私のように出張が多くなくても、日常生活の中に隠れている“得”を探してみることが返済の支えになります。
🟢 クレジットカードの“ポイント経済”を活用する
毎月の固定費(家賃・光熱費・通信費など)をクレジットカードにまとめ、
キャッシングやリボ払いは使わずに、ポイントだけを活かす運用に切り替えました。
特に家賃など毎月支払う必要があり、年間で考えると結構な支出となっています。
私が使っていたのはJALマイルが貯まるカード。
マイルで帰省時の飛行機代を浮かせたことで、その分を返済に回せる余裕が生まれました。
🟢 副収入の手段として「自分の経験を活かす」
私はこれまで、副業らしい副業をしていませんでした。
文章を書くことも得意ではなかったし、「副収入」と聞いてもハードルが高く感じていたからです。
ですが、自分の借金体験を振り返ったとき、
「誰かの役に立つ形で発信できるのでは」と思い、ブログを始めることにしました。
始めたばかりで収益はまだこれからですが、
自分の経験を整理して届けることが、副収入にもつながる可能性があると感じています。
最近では、AIを使った副業や初期費用がほとんどかからない方法も増えています。
“大きく稼ぐ”ことより、“今の自分にもできること”を探す視点が大切だと感じています。
🟢 自治体の制度を活用して“生活費”を圧縮する
私は地方在住ということもあり、自治体が提供している支援制度にも注目していました。
たとえば以下のようなものです:
- 医療費の助成(所得条件あり)
- 電気・ガス代の軽減措置
- 家賃補助、生活支援制度の紹介
これらは直接借金返済に使えるお金ではありませんが、
生活費を軽くできれば、その分返済に回せる金額を増やせます。
制度の内容は地域によって違うため、
市役所や自治体のホームページを活用して情報を集めることが大切です。
🟢 金利を下げる“借り換え”という選択肢
高金利の借入が複数あった私は、
「金利がもっと低いローンにまとめられないか」と常に意識していました。
結果的に、ろうきん(労働金庫)の「マイプラン」を利用し、
金利を年3.8%まで下げることができました。
※注意点として、銀行や信用金庫のローンには目的が限定されているもの(教育資金など)もあるため、
「おまとめローン」「借り換え専用ローン」と記載された商品を選ぶことが重要です。
🔖 まとめ|「得した気分」ではなく「返済に回す」意識
借金返済のスピードを上げるには、収入の増加と支出の圧縮をセットで考えることが効果的です。
- ポイントや制度など、“得した分”をすべて返済に回す
- 制度や情報を探す“ちょっとした行動”を惜しまない
- 自分の経験や特性を活かせる副収入にも目を向けてみる
完済が遠く感じる日もありましたが、
小さな選択と積み重ねが、確実に未来を変えていくと私は実感しました。
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👉 STEP1:まずは現状を見える化しよう
👉 STEP2:返済計画を立てて、優先順位を決めよう
👉 STEP3:支出を見直して返済余力を生み出そう
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