💬 はじめに
「借金返済の計画を立てたのに、返すお金が足りない」──
これは私が実際に感じた、現実的な壁でした。
STEP1で現状を“見える化”し、STEP2で返済計画を立てたあと、
次に私が取り組んだのは、支出の見直しでした。
今回は、私が実際にやって効果があった節約・固定費の削減・無駄な出費の気づきについてまとめていきます。
✅ STEP3|支出を見直して返済余力を生み出そう
🟢 【1】固定費の見直しは“思っている以上に効く”
まず最初に取り組んだのは、毎月自動的に引き落とされている固定費の見直しです。
- 保険(生命保険・医療保険)
- 通信費(スマホ、ポケットWi-Fi)
- サブスクリプション(使っていない動画・音楽系)
中でも大きかったのは保険。
内容を見直して、月8,000円ほどの節約になりました。
正直、それまで「何に入っているのかよく分かっていなかった」のが本音です。
通信費も、ahamoに切り替えることで月5,000円以上の削減に。
年間にすると10万円以上の差。固定費の見直しがいかに大事かを実感しました。
🟢 【2】コンビニとATM手数料は“地味に効く”
次に見直したのが、日常のちょっとした出費です。
1週間分のレシートを見返して驚いたのが、
「コンビニで毎日のように何かを買っていた」ということ。
- コーヒー
- お菓子
- ジュース
- ついでに雑誌やアイス…
積み重なると月5,000円以上。完全に油断していました。
もうひとつ、意外と無視できないのがATM手数料。
コンビニATMで引き出すたびに220円。
月4回使えば約1,000円、年間で1万円以上の損失です。
これを機に、手数料ゼロの方法に切り替えて、無駄をカットしました。
🟢 【3】「何に使ったか分からないお金」が減った
支出の記録を取るようにしたことで、
「えっ?なんでこんなにお金が減ってるの?」ということが減りました。
- 財布から出した現金
- スマホ決済での“ちょこっと課金”
- 細かい立替や雑費の重なり
こういう**「記憶に残らない支出」**が、意外と大きかったんです。
私は、**手帳+家計簿アプリ(マネーフォワード)**を併用して、
1週間ごとにざっくり集計・見直しをするようにしました。
特に仕事で経費の立て替えが多かったこともあり、
現金とクレジットカードの使い分けや、口座の残高管理をより丁寧に行うようになりました。
🟢 【4】我慢しすぎない節約で“続けられる形”に
「節約=我慢」だと思っていた時期もありましたが、
それでは長続きしませんでした。
だから私は、
“削るところ”と“残すところ”をはっきり分ける節約に切り替えました。
たとえば、Amazonプライムは継続。
日用品を安く買えたり、映画を観てリフレッシュしたり──
むしろ生活コストを下げながら、ストレス発散にもなっていたんです。
🔖 まとめ|支出の見直しは、自分を取り戻す作業でもある
借金返済では「収入を増やすこと」も大事ですが、
まずは支出を見直して“漏れているお金”を止めることの方が先だと私は思います。
そして、ただの節約ではなく、
「お金の使い道を自分で選べている」という感覚が戻ってくる。
私は、支出のコントロールを取り戻したことで、
“お金に振り回されている感覚”から、少しだけ抜け出すことができました。
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